いつかは介護・5分の3の記録

脳梗塞で倒れた家族の介護日記でしたが、死生観なども綴ります。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

7×7

葬儀に関してはそこまでだが、今回お世話になったお寺が教えてくれたことなど。「喪が明ける」のはいつか。ずいぶん昔だが、親族が亡くなって一年以内は神社へ入ってはいけないと家族に言われたのだ。だが、同居の家族ならともかく、親戚は別の独立した家で…

7×6

薄々わかってはいるけど踏み出せない一歩とは何か。都市部で標準となった葬儀が、僅か20kmの距離を伝わってこないのはなぜか。それなりの設備投資も必要であろう。大ホールを小部屋に。休日まで遺体を預かるシステム。依頼者により大きく変わる形式。セキュ…

7×5

とはいえ、思ったよりその家族葬は良かったのだ。本当に偶然なのだが、友引をはさんで遺体はチルドルームに安置されて、3日後の式となる。こちらも時間の猶予があるなか、仕事の段取りも含めて冷静に動ける。この業界でいう直葬で、お通夜なし、火葬場の中の…

7×4

思えばネットで神社やお寺、その役職についている方ともなぜかつながりがある私は、普通の人たちとは感じ方が違うのかもしれない。元は人間の思考からでたもの。執り行うのは、生身の人間である。それを踏まえた上で、畏れも偏見もないつもりだ。先の義母の…

7×3

葬儀会社との打ち合わせ。 義父の希望があり、家族だけで送ることにしたのだが、誰にも言わずにことを進めるのには神経を使った。 縁を切るわけではないし、仲が悪いわけでもない。 もともととても仲が良く、呼ばなくても集まってしまう親族たち。 それはと…