いつかは介護・5分の3の記録

脳梗塞で倒れた家族の介護日記でしたが、死生観なども綴ります。

7×6

薄々わかってはいるけど踏み出せない一歩とは何か。

都市部で標準となった葬儀が、僅か20kmの距離を伝わってこないのはなぜか。

それなりの設備投資も必要であろう。
大ホールを小部屋に。
休日まで遺体を預かるシステム。
依頼者により大きく変わる形式。
セキュリティやプライバシーへの配慮。
家族葬がマジョリティになって初めて成り立つという背景か。




話を変えて、一時流行ったレストランウェディング。
これさえも収束の様子。
こちらは式自体が減っているので仕方のないことではあるが、本人同士とその二家族であれば、レストランを借り切るまでもないだろう。
少人数ならウェディングケーキも新婦の手作りで、となる。

従兄弟たちの結婚を見ていても、いい方向に変わったのだと思う。
無理してまで大規模にすることはない。
本当に必要なものはなんなのか、冷静になって考える機会だと思う。


不義理とか間違ってるという言葉に責任感はないので、言われたこちらも責任を負うことはない。


ただそれだけだ。

生も死も淡々と受け止めたい。





次の日も生きていくのは、他ならぬ自分自身なのだから。