いつかは介護・5分の3の記録

脳梗塞で倒れた家族の介護日記でしたが、死生観なども綴ります。

夢にみるもの

先日の夢に

 

義父が登場した。

 

 

今くらいのやせた体型だが、玄関の上がり口で すっと立っていた。


私は外でなにか忙しくしていて、玄関に入ったところに義父がいたのだ。

話しかけられたような気がするが、そこで記憶は終わっている。


やはり家に戻りたいという気持ちがあるんだろうなと思う。


一度は連れてきたいとも思っている。




少し前、月光のシリーズを書きはじめるころに、ある画像が一瞬 頭に浮かんだ。


お母さんと、子ども。

小学生低学年か、それより小さいくらいの後姿。

お母さんが呼んだので子どもが振り返るようなシチュエーション。

顔はわからなかったが、どちらも憶えのない姿。



夢ではなく、こんなことははじめてなのだが昼間に全く脈絡もなく浮かんだ。

なにか知らせているのかどうかはわからない。



夢と同じで、なにか伝えられているのかもしれない。

だとしたら、いずれわかるであろう。

どこかで辻褄が合うはずだ。




そんなパズルの断片のようなものが、こころの中にいくつもいくつも増えてきた。


断片は時と共にゆっくり形を変えていく。

自然に組み上がっていくのを待っている。



見た目で合いそうだと組み立てても、いずれ形が変われば外れてしまう。

実在と求める気持ちの深さにかなうものはない。