いつかは介護・5分の3の記録

脳梗塞で倒れた家族の介護日記でしたが、死生観なども綴ります。

頑張ってる証

もうここから先は・・・話が重たくなります。





2/20午前中。今の数値。

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頑張ってる証を残したかったので。




朝方呼吸が弱くなったが日が高くなるにつれ 血圧、血中酸素量とも少し良い数値に収まる。

上から 心拍数、血圧、血中酸素量、一番下はなんだっけ?
義母のときはこの数値気にしてた覚えがあるが。


吸引で苦しそうで見るに偲びないというので、昼前の吸引のとき私が見ていたが、もう抗うこともできないのか、顔もしかめなければ声も出さない。

義母のときと違い、脳以外の身体には悪いところはないため、体力勝負となる。



でも、こんなにもつとは思わなかったのだ。

今回の脳梗塞も、MRIで調べると、すでに脳幹でおこしていた。

だから、意識がなくて救急へ運ばれたとき、あれで終わってもおかしくなかったのだ。


義母にお迎えにきてもらおうかと冗談をいうが、きっとあの世でも義父の世話をするなんてごめんだと、どこかで笑っているのではないかと思う。


2/18に私の父方の祖父の50回忌があり、そこで弔い上げとなった。

そのあとにすぐくるかなとも思ったが、どうも誰も呼びにこないのか、それとも持ち前の粘りで河を渡らないのか。


やはり私たちには何もできることはなく、できることといえば、見守り、ときがくれば空に見送る手筈を整えるくらいか。









お昼の予約があるため、部屋を出る。

頑張って、とはいえない。

感情を押し殺すことなく、ただ捨てて、重いオーバーナイトバッグを肩にかけた。